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肝臓をいたわりましょう

こんにちわですー、今日も読んでくれてありがとう。

ところでですね、「沈黙の臓器」と呼ばれているほど肝臓はほんの些細な損傷を受けていたとしても、なかなか症状がみられにくい臓器として知られています。

むしろ、症状(普段とは体調が違うなと感じたら、とにかく病院で詳しい検査を受けてみた方がいいでしょう)が出てきた頃には、相当な損傷を肝臓が受けている時と考えていいでしょう。

このような状況を避けるためにも、検査を受けることが大変重要です。



肝臓の状態をチェックするための検査は三つあるんですね。

1つ目は、血液検査です。

血液を採取して成分を調べる検査とはいえ、血液検査(採血法に従って血液を採取しないと、正確な結果が出ません)をやると肝臓に起きている障害が、肝細胞自体に異常が起こっているのか、胆汁(一日に500ml~800mlほど肝臓から分泌されるアルカリ性の液体です)に異常があるのか原因(これを明らかにしないと同じ轍を踏むことになりかねません)を明確にすることも可能になります。



肝臓をチェックする為には、10項目以上の血液検査(静脈採血と動脈採血があります)を行う必要がありますが、肝臓をチェックする上で最も一般的な項目が、「GOT」と「GPT」です。

正常値よりも数値が高ければ高いほど、肝細胞の破壊が進んでいるという証拠です。

アルコール(お酒はエチルアルコールが主成分で、依存症になってしまうことも少なくありません)により肝臓が障害を起しているかどうか見極める為には、γ-GPTを検査しなくてはいけません。



検査方法の2つ目が、画像診断です。

画像診断に用いられる方法(まずは想定しうる可能性をピックアップすることが肝心でしょう)としては、エコー(超音波)・Computed Tomography・MRIの3つです。

この三つには、それぞれメリット・デメリットがあるので、簡単にお話したいと思います。

一番簡単に行える検査がエコーで、エコーの場合は痛みを伴わずに腫瘍の有無を診断する事が可能です。



ただ、肥満の方など、皮下脂肪(外食をしていると、特に摂り過ぎてしまう傾向があるでしょう)層が厚い場合は正確な診断を行う事が出来ません。

Computed Tomographyや核磁気共鳴画像法は、エコーよりも写しにくい部分を撮影する事が出来たり、病変(良性のものは癌ではありませんが、悪性のものを癌と呼びます)の細部まで確認することが可能となるのです。

でも、機械が高額なために検査料が高かったり、コンピューテッド・トモグラフィに関しては放射線を利用している為ひんぱんに検査を行うことは出来ません。



三つ目は、肝臓に直接針を刺し、細胞組織を採取し検査する肝生検です。

近年では、あまりこの方法(選択を誤ると、取り返しのつかないことになることもあるかもしれません)を用いて検査することは少なくなって来ました。

直接肝臓に針を刺すときくと、不安に思われる人が多いかもしれないですが、麻酔をかけてから行うので安心してください。



ではでは、今日はこのへんにして・・・。



タグ:肝臓病
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